わが子も含めて現在は果物を食べる習慣が減少しています。理由は安価に購入でき一年中食べられるお菓子などがあるからです。しかし自分自身の小さい頃は、おやつは地元でとれる色々な果実や野菜でした。（とうもろこし、ぶどう、メロン、もも、なし、洋なし、かき、ころがきなど）食品表示され安心には食べられるお菓子類も問題はないと思いますが、本当によいものなのでしょうか？やはりむかしながらの果実や野菜が一番ではないでしょか？そんな事を思いつつ少しでも皆様の食卓へお届けできる様精一杯果実を栽培しております。

私自身は、ぶどうの専業農家です。山梨県は日本で有数の果樹生産地帯です。ぶどうで例えれば、世界的にはフランスのボルドーやアメリカのナパバレーやオーストラリアのハンターバレーなど各地に有名な産地がございます。山梨県で言えば勝沼町も有名ですが、笛吹市も隠れた産地です。山間地で針葉樹林にかこまれ日本有数のきれいな水に恵まれ、昼と夜の寒暖差も非常がある為、良質な果実がとれる有数の地域です。
しかし、昨今の農業を取り巻く厳しい環境など含め後継者も少なく産地を守って行くのに精いっぱいの状況です。だからこそ他３名とアグリoneの前身となる産地を守会果樹やつしろを立ち上げました。その後農務事務所、笛吹市役所、山梨県農政課担い手対策室等の支援を受け農事組合法人アグリＯＮＥ設立。この４名ではなにも出来ないかもしれませんが少しでも皆さんの役に立てて地域へも貢献できればと思っています。