エコファーマー 認定農業者 農薬適正使用アドバイザー
Ishikura Shigeki主な栽培品目:ぶどう、桃
良い土が良い根を育て、
木を育て、
果物を美味しくする
●栽培こだわりポイント
1.安心安全の果物作り
2.おいしい果実の生産
3.消費者の求める品種栽培
4.土つくり
5.農薬の低減
●メッセージ
農業を始めて10年、今まで数多くの人に教わり勉強してきました、そして今、自分なりのぶどうと桃を栽培してきた中で自分なりのこだわりを書いてみます。
ぶどうや桃を作るためには何と言っても土作りです、良い土が良い根を育て木を育て美味しく、栄養価の高いぶどう、桃を作ることが出来ます。
そのために大きく分けて2つの事に土作りでは重点を置いています
1、草生栽培
草生栽培は除草剤で草を枯らすのではなく、機械で草を刈り、土の表面に草を落とします、草は土中の養分を吸い上げて育っていますので、土壌の微生物などによって徐々に分解される事で、草の養分が土に入りやわらかく肥沃な土になります。
2、肥料
化学肥料を使用すると微生物が減少し土が硬くなります、そうすると根の発育が抑制されます、そこで当園では微生物の中でも肥えた土壌ほど多く生息するというアガリエ菌を含むバイオフォースという肥料を使い、作物にとって有益な微生物を増しています、また堆肥、油かす、米のもみ殻、米ぬか、わらなどの有機質肥料を同時に施肥する事で、土に通気性を与え、土を活性化し団粒化させ保肥力・保水力に優れた土作りをする事でよい根を育てよい木を作り美味しいぶどう、桃を栽培しています。
●変化に対応し、安心安全な果物を届けたい
近年のぶどう品種の親はヨーロッパ原産で、雨が多く多湿の日本での栽培は非常に難しく、それを栽培するのには、病害虫、病気(べと病 晩腐病など)発生を抑えるため、農薬も使用せざるをえないのが実情です、しかし当園では県の定める防除基準より散布量を少なくする努力をしています。
また皆様に安心安全なぶどう、桃を食べていただくためにエコファーマーを取得しています、
エコファーマーとは、畑に堆肥を入れる土づくり、化学肥料や農薬の散布を必要最低限に抑えるなど、環境保全に配慮した農業を行う者に与えられる認定制度です。
以上、栽培する上で最も重要だと考え実践している事ですが、農業技術は日々進化し、皆様の求めるぶどうや桃の品種は目まぐるしく変化しています、その変化にも十分に対応できる柔軟性を持った姿勢で今後もぶどう、桃を栽培してまいります。